昨日は、広島アンデルセンの営業最終日でした。
建物の老朽化に伴い、いよいよ建て替え工事に入ります。

広島アンデルセンの歴史

今や広島のシンボルの１つ、広島アンデルセン。
私も、県外からの友人が遊びにきてくれた時には、よく案内させてもらいました。

広島アンデルセンは、被爆した旧帝国銀行広島支店のビルを利用して、
１９６７年にオープンしたパン屋さんです。
建物の外壁の一部には、被爆当時のものが使用されていました。
気づけばもう、半世紀もたっているんですねぇ・・・。しみじみ。

広島アンデルセンの最終営業日

最終営業日までの10日間（1/8~1/17）「パン祭り」と題して、
来場者にパンを無料でふるまうというイベントが開催されていて、連日スゴイ人だかり。

最終日の1/17、私もぎりぎり行ってきました。取材の方々も多くて、ごった返していました。

終了時間までのラスト30分、店内では、パン職人、スタッフの方々が並んで、
お客さんをお見送り。無料でパンと、カーネーションを配っていました。じわじわと、、、じーんときます。

アンデルセンの方々も、お客さんも、双方に「ありがとう」の声。
長年のファンの惜しむ声は、涙声でした。

仕方のないことなのですが、、やはりさみしいものです。
最後は、お店の前に整列、ご挨拶をされていました。

新店開店は、2020年予定

新店の具体的な案は決まっていないそうですが、
建物の被爆部分は残す方向で検討が進められているとのことです。

リニューアルオープンは２０２０年以降になる見通し。
それまでは仮店舗での営業になります。
→http://www.andersen.co.jp/information/2015/post-22787.html

2020年というと、４年も先。東京オリンピックの年ですね。
その頃には、自分もどうしているのだろう。
少し途方もない気持ちになってしまいますが、
広島アンデルセンのリニューアルオープン、心待ちにしたいと思います。