先月開催した、DesignManagement~プロダクトデザインワークショップ~。
(参照→http://simplefull.blog.jp/archives/1016210587.html
今回は、参加者側ではなく主催者側(といってもお手伝い程度ですが)として関わらせていただきました。こういうワークショップ、“参加してなんぼでしょ”と、今まで思っていた節もありましたが、今回主催者側に回ってみて、とても良い経験をさせてもらったなと感じていますので、まとめておきたいと思います。
IMG_4920

自由に動ける

わたしのお仕事は、主に写真撮影、レポートの作成、運営のお手伝いでした。参加者側になると、話を聞くときは席に座りっきりだし、アジェンダ通りに考えて、動かないといけません。
一方、それにとらわれず、こっちの角度の方が写真いいアングルで撮れるなと思ったらちょこちょこ動けたりするので、いろんな角度で見たり、聞いたりできて、とても新鮮。

全体を見渡せる

参加者だったら、集中するのは講師に向いてであったり、グループワークだったらそのグループメンバーだったり、または個人ワークの手元であったりします。でも主催者側だと、グループ1つ1つ、参加者1人1人を見ます。
いい表情してるなぁとか、熱気があるなぁとか、そういった会場の雰囲気を感じることができます。それが、すごくうれしいのです。

準備、集客の難しさを知れる

少し裏方の話になりますが、どんなに素晴らしい講師を呼んでも、イベントが必ず成功するとは限りません。今回はひとえに、ファブラボ広島安芸高田の創設者、渡辺さんのがんばりがあったからというのをヒシヒシと感じました。
講師の方との事前のやりとりや物の準備、スケジュール管理、そして集客。どんなイベントでも、こうやってがんばっている主催者の方がいるんだなと思うと、これからイベントに参加するとき、自分の姿勢も変わると思っています。

お金のリアルを知れる

何にどうお金がかかるか、どれくらいで赤字になってどれくらいで黒字になるのか。そのような事情を知ることができます。
何人集まるかわからない状況で、価格設定もしないといけないわけで、その他会場費やもろもろの費用、相場なども入念に調べなければなりません。大きな黒字にならないまでも、赤字にはならないようにはしないと、、とか。お金のあれこれは、もっと経験が必要かも?

ゲストと早めに仲良くなれる

これはとってもお得だなと思いました。もう少しちゃんとお手伝いできてればと反省ばかりですが、事前のやりとりに参加させてもらえるのは、とても貴重。やりとりをしていたら、どんな人柄なのかがお会いしたことなくても想像できたし、オチャメな一面も見ちゃって、ラーキー♡ということも。

自分の一面を思い出した

そう言えば、思い出したんです。わたし、
写真は撮られるより撮るほうが好き
だし、
表でガハハと笑うより裏でクスクスしてるほうが好き
なんだった、って。

結構、ハッとしたんですよね。表に少しでも立たなくちゃって、どこか思っちゃってたところもあったと思うんです。でも、誰かが喜んでる姿を側で見てるときの自分って、すごいいいじゃないか、なんて思っちゃって。
わたしの中では、これはすごくいい気付きになりました。


たしかに、参加者の方々ほど話に集中はできないし、メモもしないとだし写真も取らないとだし運営上不具合あったら対応しなきゃならないしでバタバタもありましたが、
今回は特に素敵な方々にめぐまれ、写真やレポートも喜んでくださり、本当にうれしかったです。

誰かを応援するって、、、幸せです。